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優秀なエンジニア

Yamagishi Kazutoshi
Software Engineer

わたし自身が優秀なエンジニア (ソフトウェアエンジニア) であると他者から評価される、されないといったことは正直 興味を抱くところはない。評価とかを気にすることなく自身が興味を抱いた技術についてひたすら知識を深めていくだけである。

だが、自分では自分のことを優秀だと思っているし、優秀だと言うようにしている。

雇ってもらおうと思い、企業の面接に行くときは当然 自己のPRをする。もちろん嘘を吐くことはないし、そもそも嘘は吐きたくない。なのでやってきたことや、やりたいことを正直に言うだけではある。そこで自分が優秀であり採用することによって、どのような利を得られるかと説明する。

そのわたしの説明を聴いて (「聞いて」ではないはずだ) 納得をした上で採用してくれた人がいる以上、わたしがわたしのことを優秀ではないと言うのはその人たちに対する裏切りでしかない。

そんな不誠実は、わたしはしたくない。わたしは誠実であるために、自分が優秀であると言い続ける。

とは言うが、わたしを雇っても凡百のエンジニア十人分の活躍ができるというわけではない。一人で十人分のコミットをすることはできず、そしてするつもりもない。だが十種類の人間を雇わなければできないような幅広い職域の作業を一人でできる。

決して手が速いわけではない。知識が広く、ただ単純に汎用性が高いというだけ。

それが優秀であるかどうかは異論があると思う。だが、わたしはわたしが誠実であり続けられるように自分を優秀と言う。言わなければならない。

「それ」を必要とするところに行くというだけの話である。